〔079〕伊勢山 (353m)

兵庫県姫路市

2011年01月10日


兵庫100山に戻る

標高差:257m
Road Map :山陽道を姫路西ICで下りて、県道545号線を東進し、県道411号線から太陽公園に向かう。
Route Map:緑台住宅街の奥、ヤマザクラ広場の駐車場から左周りで周回する。
兵庫100』   寒中低山ハイク。
書写山を西斜面のコースから登ってみたいと思ったが、午前中は西斜面が日陰となってしまうので、午前中は書写山の隣の山、伊勢山を南から登り、時間潰しをすることにした。
コースタイム 登り:59分、下り:47分
空木城跡には行かなかった
  前回、空木城跡まで足を伸ばしたが、城跡の広場があるだけだったので、今回は割愛した。
初めて来るには面白い山
  登山道からの展望が良く、神坐の窟の見所があり、初めて来ると面白い山と感じるが、神坐の窟は一度見たら充分なので、何度も来たいとは思わない。
休息東屋があるだけの ”ヤマザクラ広場”であるが、
今日は寒過ぎるのか、散歩している人も居ない。
8時35分に歩き始める。
定番の緑台宅地の一番奥にある ”ヤマザクラ広場”の
駐車場に車を停める。 気温2℃、この季節にハイキングで来るバカは居ない。 トイレはあるが入口は戸板で閉ざされていた。
12分にて落書き風に ”東尾根”と書かれた
分岐があったので、入ってみる。
林道風の広い散策道を進む。
穏やかに登って行くと尾根筋が見え出した。
歩き易い広い登山道が続くが、山頂から遠のく方向に曲がって
行くので心配になってくる。 途中に山頂方向に伸びる道があっ
たのでショートカットと思い入ってみるが、行き止まりだった。藪扱きは嫌なので元の道まで引き返す。
ベニヤ板に書かれた手作りの道標。
読み難いが下山時の方向を示していた。
27分にて ”東尾根”に出る。
ここからもしっかりした道が山頂方向に伸びていた。
今日の天気の影響もあろうが、明るく気持ちの良い尾根道が続く。
終始、自然道で嫌な感じはまったくない。
頑張って登ったピークには何の表示も無く、がっかり。
ここは ”298mピーク”と思われる。
少しだが岩場の道もあり、変化がある。
日陰の道は薄っすらと雪化粧されていた。
生い茂った木立の間から次の小さいピークを見る。
展望岩より北面を見る。 雪彦山、七種山が見えているはずだが
同定する実力が無い。 と言うより同定しても仕方がない遠景。
展望岩があったので、景色も見てみる。
展望岩より登って来た ”東尾根”を見る。
山頂には個人がぶら下げた山頂表示板があるのみ。
ここは通り過ぎて ”神坐の窟”に向かう。
59分にて展望が無いのは承知の ”伊勢山”(353m)に着く。
薄っすらな積雪とは言え、下りは気を使う。
下っていくと展望抜群の ”310mピーク”に着く。この下が ”神坐の窟”である。
まばらに雪が残っているので、崖っぷちには近付かない様にする。
310mピークから南西方向に ”新龍アルプス”が望めるが、パッとしない景色である。
”神坐の窟”を上の穴から覗いて見る。
この岩の上が ”310mピーク”である。
”神坐の窟”入口はメタボの人でも充分通れる広さがある。
”神坐の窟”からの展望。
先ほど見下ろしていた天井の穴。
下山を始めて直ぐの ”318mピーク”からの展望。 眼下に見える緑台まで下って行く。
中々良い道が続く。
”318mピーク”からは岩盤の下りとなる。
前回はここを登ったはずであるが、何も覚えていない。
展望良く、楽しいコースだった。
天気の良さと相まって雰囲気の良い道だ。
コシダで覆われた道もあるが、
少しの間であり嫌味は無い。
西尾根、展望広場への”分岐”に着くが、前回歩いてみて
遠回りで面白く無かった記憶があるので、今回は見送る。
尾根筋を降りると広い河原に出た。 この辺り、沢沿いに真っ直ぐ登る道もある様で、テープが至る所に見られる。 登り時には要注意の地点だ。
穏やかな散歩道を駐車地に戻る。
左 ”不動明王”、右 ”役行者”の石像。 中が悪いのかえらく離れている。 窟のあちこちに亀裂が入っており、中には長くは居たくない感じだった。
いせやま